2019-01-26

楽天銀行のハッピープログラムでスーパーVIPを目指す

筆者はネットバンクとして楽天銀行を利用しており,楽天銀行に屋号が変わる前のイーバンク銀行からの客である.楽天銀行にはハッピープログラムと呼ばれるサービスがあり,会員ランクに応じて特典が変わってくる.本ブログ記事では,筆者が最上級のスーパーVIP会員になるための方法を検討したので紹介する.

ハッピープログラムの概要

ハッピープログラムの公式解説を引用すると,次の通りである.
「ハッピープログラム」は楽天銀行のお客さま優遇プログラムです. エントリーするだけでお取引ごとに楽天スーパーポイントが貯まり,楽天スーパーポイントを振込手数料に利用できるようになります.またATM手数料が最大7回/月,振込み手数料が最大3回/月まで無料に!
ハッピープログラムの会員ランクは,ベーシック,アドバンスト,プレミアム,VIP,スーパーVIPの5段階に細分化されている.VIPとスーパーVIPは,ATM手数料無料回数に2回分の違いがあるだけであるが,プレミアムとVIPは,ATM手数料無料回数,他行宛て銀行手数料無料回数,楽天スーパーポイント付与率に大きな差がある.従って,少なくともVIP以上の会員ランクに達することが重要である.
ハッピープログラムの会員ランクを向上させるためには,預金残高または取引件数のいずれかが基準に達することが必要である.例えば,VIPは預金残高100万円以上または取引件数20件以上,スーパーVIPは預金残高300万円以上または取引件数30件以上が求められている.

預金残高

ハッピープログラムの会員ランクをVIPにする場合は100万円,スーパーVIPにする場合は300万円を楽天銀行に預ける必要がある.ここで,100万円の現金を用意できない場合は,取引件数を稼ぐことに専念するべきであると考える.まとまった現金を楽天銀行に預けようとするとき,その現金をどのように寝かせるかという問題が生じる.本セクションでは,その問題について考察する.
楽天銀行が取り扱っている預金の種類には,他の銀行と同様に,普通預金と普通定期預金の2種類に大別される.各々の金利は,本ブログ記事執筆時点において,普通預金は0.02%,定期預金(1年)は0.03%であった.楽天銀行の金利が他社と比べて高い部類にあるとはいえ,さすがに100万円単位のお金を寝かせることは資金効率が悪いと考える.
そのほかの選択肢としては,楽天エクステ預金と呼ばれる仕組預金がある.楽天エクステ預金は金利が高い利点があるが,最長10年または15年の期間で預ける必要がある.また,楽天銀行がやむを得ないと認めた場合を除いて原則として中途解約はできない.さらに,仮に中途解約を認められたとしても,解約費用により大きく元本割れをする可能性が高い欠点がある.従って,流動性リスクの点において,楽天エクステ預金は筆者の選択肢から外れる.
また別の選択肢としては,楽天デュアル定期預金と呼ばれる仕組預金がある.楽天デュアル定期預金は,満期時点の為替レートに応じて外貨で返金される場合があり,そのとき円貨で換算すると元本割れする可能性がある.定期預金という名称にはなっているが,その性質は金融派生商品(デリバディブ)と捉えるべきである.筆者は外貨を仕組預金でどうこうするつもりはないため,楽天デュエル定期預金は選択肢から外れる.
以上のことをまとめると,たとえVIP以上の会員を目指すとはいえ,預金残高を増やす方針は筆者にはそぐわないという結論に達した.

取引件数

ハッピープログラムの会員ランクをVIPにする場合は20件,スーパーVIPにする場合は30件の取引回数を稼ぐ必要がある.楽天銀行が指定するサービスを利用することにより,取引回数が増える.従って,楽天銀行のサービスを頻繁に利用するのであれば,預金残高を増やすよりも簡単に条件を達成できるはずである.
楽天銀行が取引件数として認めているサービスの中から,筆者は「楽天銀行即時入金サービス」に着目した.筆者の場合,楽天証券で金融商品を購入するとき,マネーブリッジで連携された楽天銀行の口座から自動的に入金される仕組みになっている.このとき,楽天銀行即時入金サービスの利用回数として数えられ,ハッピープログラム対象取引の件数が増えることにつながる.
ここで重要な点としては,楽天銀行即時入金サービスの利用回数は,入金の金額の大小にかかわらず1回あたり1件として数えられる.また,楽天証券では,投資信託を100円から購入することが可能である.これら2点を踏まえると,投資信託を100円ずつ分けて購入して,楽天銀行から自動入金させることにより,簡単に会員ランクを上げることができるのではないかと考えた.
本手法を実行する場合,結果として投資信託を積立てることになるため,強制的に資産形成が実現できる利点がある.さらに,投資信託は元本割れをする可能性がある価格が変動する金融商品であるが,投資信託を少額ずつ分けて購入することになり,大きく損をすること(高値で購入しないように)を防ぐ利点も生じる.しかし,元本割れにつながる投資信託を購入する点,および毎日分けて購入するための手間が必要になる点が欠点として挙げられると考える.

実際に試してみた

本ブログ記事で紹介する手法に従い,実際に100円ずつ投資信託を購入してみた.ただし,本手法を思い立ったタイミングが遅かったため,2月はVIP会員にとどまることになりそうである.何もしなければプレミアム会員であったため,会員ランクの改善は達成できた前向きに捉え,3月はスーパーVIP会員を達成するべく精進したい.
本手法を実際に試した結果,ハッピープログラム対象取引の詳細は下記に示す通りである.下図に示されているとおり,本手法を実行することにより,対象取引件数を稼げることが確認できた.
本手法の注意点として,1日あたり15件という上限が設定されていため,一気に稼ぐことは難しいと考える.また,あからさまにポイント稼ぎに直結するようなさもしい行為は慎みたいと考えるので,投資信託を購入することによる件数稼ぎにつきましては,節度をもって取り組みたいと考えている.

楽天ポイントが付与されていた

本手法を実際に試してみて気がついたことがあり,取引件数に応じて楽天ポイントが付与されており完全に見逃していた.今月はプレミアム会員であるため,1件あたり2ポイントが付与された.来月はVIP会員に昇格される予定のため,1件あたり3ポイントが付与されることが期待できる.投資信託を100円購入することにより3ポイントが付与されるということは,その還元率は3%と考えられる.3%というポイント還元率は魅力的な水準であると感じているため,楽天証券で投資信託を積立てて購入するときは,本手法に基づきコツコツ購入するのが正解であると感じた.

投資信託選び

本手法を実行する場合,どの投資信託を購入すれば良いかという課題が残る.筆者が選ぶ投資信託の基準としては,次の3点を挙げている.
  1. 購入時手数料が無料,かつ信託報酬や信託財産留保額などの手数料が安い
  2. 投資信託の発売会社が信用でき,十分な流動性のある商品である
  3. 投資信託が難解な仕組みになっていない
1.に関して,取引回数を稼ぐことが目的であるため,購入手数料は無料であり維持コストは小さい投資信託を選択する.2.に関して,あまり馴染みがない販売会社が取り扱っている投資信託は怖いので,国内の大手業者が発行しており,十分な資金を集めている投資信託を選択する.3.に関して,投資信託の価格決定基準や配当金が,筆者が十分に理解できる分かりやすいことである.分からないものには手を出さないのが一番であると考える.
以上のことを鑑みて,筆者は三菱UFJフィナンシャルグループの一員である三菱UFJ国際投信が発行している,eMAXIS slim シリーズから投資信託を選んでいる.eMAXIS slim シリーズの中でも,つみたてNISA適格のお墨付きがある商品から,下記の投資信託を選択した.
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
つみたてNISAの対象商品は,手数料が低水準,頻繁に分配金が支払われないなど,長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており,投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています.

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